寝酒と睡眠

だんだん夏らしくなり、暑い日が続くようになってきました。
喉の渇きを潤すためにビアガーデンなどでお酒を楽しむ方も多いのではないでしょうか。
アルコールには、不安を減らしたり、気持ちを落ち着けて、眠りを誘う働き(催眠効果)があります。
そのため、世界各地で眠る前にお酒を飲む風習があるようです。

○寝酒による睡眠の質への影響○
度を越えた飲酒は夜中にトイレに行く回数が増えるだけでなく、夜中に目が覚めやすくなり、浅い睡眠が増え、睡眠の質が悪化します。
水分の過剰摂取になるだけでなく、尿をつくらないようにするホルモン(抗利尿ホルモン)の働きを邪魔するため、夜中にトイレに行く回数が増えます。

〇寝酒と無呼吸〇
アルコールは舌の筋肉を麻痺させるので、仰向けで眠ったときに、舌がのどに落ち込み気道が狭くなります。
さらに、鼻の血行が良くなりすぎて、粘膜が腫れて鼻が詰まり、イビキをかきやすくなり、無呼吸が悪化します。
その結果、体に酸素を十分に取り込めなくなり、頻回に目が覚め、睡眠が浅くなり、熟睡感が減ってしまいます。

〇寝酒を続けると…○
寝酒を毎日続けると、飲み始めに感じた催眠効果が次第に弱まり、寝つきにくくなります。
そのためお酒の量が増え、さらに睡眠の質が悪化します。

〇正しいお酒の楽しみ方○
寝付くときにアルコール血中濃度がゼロであれば、アルコールによる睡眠への悪影響は防げます。
そのためには、体重60kgの健康な人の場合、眠る3時間前までに日本酒なら1合、ビールなら中~大ビン1本、ワインならグラス2杯を限度として楽しみましょう。
眠るための寝酒はやめて、夕食のときに晩酌としてお酒をたしなむのが良いようです。
アルコール分解で負担のかかる肝臓のために、週1~2日はお酒を飲まない休肝日を作っておきましょう。


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